プチラボシュトレンをみんなで食べた。
シュトレンといえば。。
我が家にとっては美味しい特別なおやつでもあり
大変だった仕事の一つでもあり。
家族にとってもいろんな思い出が詰まっている。
まだ自宅で独りで仕事をしていた頃
12月になるとひたすらシュトレンを焼き
ラッピングし、焼き、ラッピングし。
と、シュトレンに追われ最後は泣きながら
毎年作っていたからだ。
スパイスやバターの香りは最初こそ
とてもいい香りだけれど、段々と、
もうこの匂いやだ!といった具合になる。
ラッピング手伝って!といえば
どれだけやればいいんか!と、喧嘩になる。
終わりが見えなくて、母が泣いてる。笑
シュトレンといえば、そんな
懐かしい日々を思い出す。
けれど時が経ち、今思えば
辛かった時しんどかった時の自分は
確実に今の自分を支えてくれている。
あの時がんばれたんだから。
あのしんどかったときに比べれば…などと、
今の自分を励ましてくれる。
シュトレンを食べながら、家族でそんな話をした。
きっと2人もこれから苦しく辛いこと。
沢山あるだろう。
でもそんな時、シュトレンの話を思い出してほしい。
きっと頑張った自分、乗り越えた自分が
いつかの自分を励ましてくれるはず。
さぁ、また。それぞれの場所で頑張ろう。